このページで分かること
PDFを作成したアプリに合わせて、保存方法と入稿前の確認点を整理しています。
- IllustratorからPDF/X-4で保存する場合と、Canva・AffinityなどからPDFを保存する場合は確認点が異なります。
- 仕上がりサイズ、外側2mm以上の塗り足し、文字・ロゴの安全位置、ページ順を確認します。
- 保存後のPDFを開き直し、フォント、文字、画像、表裏を確認してから入稿します。
ページ更新日:2026年8月1日
まず、PDFを作成したアプリを確認
「PDF」という拡張子だけでは、印刷向けの状態か判断できません。作成元に合う確認方法を選んでください。
IllustratorからPDF/X-4で保存する場合
Illustrator CC以降用の当社マルチページ対応テンプレートで作成したデータは、PDF/X-4形式で保存して入稿できます。
PDF/X-4を選ぶ
Adobe PDFプリセットでPDF/X-4を選択します。
裁ち落としを2mmにする
トンボを選択せず、裁ち落としを上下左右各2mmに設定します。
保存後のPDFを開く
ページ構成、文字、画像、塗り足し、フォント埋め込みを確認します。
Canva・Affinityなどから保存する場合
Illustrator以外のアプリから作成するPDFは、IllustratorのPDF/X-4とは条件が異なります。各保存方法と、保存後PDFの見た目をご確認ください。
作成アプリが分からない、または印刷向けPDFか判断できない場合は、自己判断で入稿せず事前にお問い合わせください。
フォント埋め込みとアウトライン化
Illustrator形式(.ai)では文字のアウトライン化が必要です。一方、PDF/X-4などでフォントが正しく埋め込まれている場合は、.ai入稿と同じ意味でのアウトライン化は必須ではありません。
- Acrobat/Acrobat Readerで「文書のプロパティ」→「フォント」を開く
- 使用フォントが「埋め込み」または「埋め込みサブセット」と表示されることを確認する
- 文字化け、文字の置き換わり、行送りの崩れがないか確認する
- 埋め込めない場合や表示が崩れる場合は、元データでアウトライン化またはフォント変更を行う
サイズ・塗り足し・ページ構成
仕上がり91×55mm
背景や写真は外側2mm以上まで伸ばします。塗り足しを含む全体は95×59mm相当です。
仕上がり55×91mm
背景や写真は外側2mm以上まで伸ばします。塗り足しを含む全体は59×95mm相当です。
- 片面は1ページPDF、または当社テンプレートから保存した2ページ目が空白の2ページPDF
- 両面は1ページ目を表面、2ページ目を裏面とする2ページPDF
- 文字・ロゴ・QRコードは仕上がり線より2mm以上内側
- 3mmの塗り足しで正しく作成済みなら、原則として2mmへ作り直す必要はありません
入稿前の最終チェック
サイズ・外周
仕上がりサイズと外側2mm以上の塗り足しを確認。
ページ・向き
片面・両面、表裏、縦横が注文内容と一致。
文字・フォント
文字化けがなく、フォントが埋め込み済み。
画像・QRコード
画像欠落や粗さがなく、QRコードを読み取れる。
塗り足し・安全位置
背景は外側へ、文字・ロゴは内側へ配置。
保存後の見た目
完成PDFを開き直し、不要な線や白フチがない。
PDF入稿のよくある質問
PDFなら必ず印刷できますか?
いいえ。作成アプリ、サイズ、塗り足し、画像解像度、フォント、ページ構成によって確認点が変わります。保存後のPDFを必ず確認してください。
PDF/X-4でもアウトライン化が必要ですか?
フォントがPDFへ正しく埋め込まれている場合は必須ではありません。フォントの状態と保存後の表示をご確認ください。
片面は何ページにしますか?
1ページPDF、または当社テンプレートから保存した2ページ目が空白の2ページPDFで入稿できます。
両面は別々のPDFでもよいですか?
1人・1種類につき1ファイルを前提とし、1ページ目を表面、2ページ目を裏面とする2ページPDFにまとめてください。
3mmの塗り足しは使えますか?
はい。背景や写真が仕上がり線より2mm以上外側まで作成されていれば、3mmで正しく作成したデータを原則として2mmへ作り直す必要はありません。