このページで分かること
画面表示と印刷色の違い、RGB・CMYK、画像入稿・生成AI・Canvaで作成したデータの色味、Illustrator/PDFでの色管理、オーバープリントや淡色アミ、ベタ面の注意を確認できます。
- 画面で見た色と印刷色は完全には一致しません。
- JPEG・PNG画像、生成AI画像、CanvaなどはRGBデータで作成されることが多く、印刷時に色味が変わる場合があります。
- 蛍光色のような鮮やかな色、濃いベタ面、薄い文字色、細い線、薄いグレーなどの淡色アミ、小さい白抜き文字、極細線は再現差やムラが出やすい場合があります。
- 色に強いこだわりがある場合は、事前のお問い合わせやサンプル確認をご検討ください。
最終更新日:2026年7月2日
色味について先に確認すること
- 画面表示と印刷物の色は、仕組みが異なるため完全には一致しません。
- JPEG・PNG画像、生成AI画像、CanvaなどのRGBデータは、印刷時の変換で色味が落ち着いて見える場合があります。
- 薄い文字・細線・淡色アミ・広いベタ面・小さい白抜き文字は、再現差が出やすい部分です。
- 色に強いこだわりがある場合は、入稿前に色の注意点を確認し、不安な場合はお問い合わせやサンプル確認をご利用ください。
まず知っておきたい色の注意点
スマホやPCの画面は光で色を表示します。印刷物は紙とトナーで色を表現するため、同じデータでも見え方が変わります。
JPEG・PNG、生成AI画像、CanvaなどはRGBで作成されることが多く、印刷時に変換されることで鮮やかな色がくすむ場合があります。
蛍光色に近い青・緑・ピンク・オレンジなどは、印刷で再現しにくい場合があります。薄い文字や細い線は読みにくくなることがあります。
同じ在版データでも、前回印刷分が紫外線や保管環境の影響で変色している場合があります。新しく印刷した名刺と並べると、色の印象が異なることがあります。
作成方法別の注意点
作成方法によって、確認すべき色のポイントが変わります。
JPEG・PNG画像 / 生成AI画像
RGB画像として作成されることが多く、印刷時に色味が変わる場合があります。文字・QRコード・ロゴの形だけでなく、背景色や写真の色もご確認ください。
Canva / Affinity / スマホアプリ
画面上では鮮やかに見える色も、印刷時に落ち着いた色へ変わる場合があります。保存形式・サイズ・塗り足しとあわせてご確認ください。
Illustrator形式(.ai)
基本的にはCMYKまたはグレースケールで作成してください。特色やオーバープリントを使用する場合は、意図しない結果にならないかご確認ください。
RGBとCMYKの違い
RGBは、スマホ・PC・デジカメ・Web画像などで使われる色の方式です。CMYKは、印刷で使われる色の方式です。一般にRGBの方が表現できる色の範囲が広いため、印刷時にCMYK相当へ変換されると、特に高彩度の明るい色が落ち着いて見える場合があります。

特に変わりやすい色
- 蛍光色のような鮮やかな青・緑・ピンク・オレンジ・紫
- 画面上で強く発光して見えるような明るい色
- 淡い色文字、細い線、背景とのコントラストが弱い色
- 画像入稿や生成AI画像では、RGBデータで作成されていることが多くあります。
- 鮮やかな青・緑・ピンク・オレンジ・紫などは、印刷時に色味が変わりやすい傾向があります。
- 画面の明るさや色設定によっても見え方が変わるため、画面表示だけで印刷色を判断することはできません。
RGB画像で入稿する場合:RGB画像でも出力は可能ですが、CMYK相当へ変換されることで色味が変わる場合があります。色味を厳密に合わせたい場合は、入稿前にお問い合わせください。
Illustrator・PDF向けの色管理
Illustrator形式(.ai)や印刷用PDFで入稿する場合は、基本的にCMYKまたはグレースケールで作成してください。RGB画像を配置している場合、印刷時に色味が変わる場合があります。
標準CMYKプロファイルについて
Illustrator形式(.ai)や印刷用PDFで入稿する場合は、CMYKまたはグレースケールでの作成をおすすめします。色設定やプロファイルに不安がある場合は、入稿前にお問い合わせください。
他のICCプロファイルを使っている場合
特別な色設定やプロファイルでの出力をご希望の場合は、事前にお問い合わせください。ご指定がない場合は、当社の標準的な出力条件で印刷を行います。
オーバープリント・淡色アミ・ベタ面の注意
オーバープリントについて
オーバープリントは、画面表示と印刷結果が異なる原因になる場合があります。結果が予測できない場合は、オーバープリント設定は使用しないことをおすすめします。
薄いグレー・淡色アミについて
広い範囲に薄いグレーや淡色アミ(Kだけでなく、淡いC・Mなど)を使用すると、ムラやざらつきが目立つ場合があります。特に濃度が低いアミや、広範囲に使うK版のアミは見え方の差が出やすいためご注意ください。
ベタ面・濃い色について
濃い色やベタ面を広範囲に使う場合、色によりムラが発生したり、用紙ごとに色差が出る場合があります。シビアな再現を求める場合は、事前にお問い合わせください。

薄いグレーなどの淡色アミで気をつけたい点
- 画面上では均一に見えても、印刷では細かな網点で表現されます。
- Kだけでなく、淡いCやMのアミでも、広い面積に使うとムラやざらつきが目立つ場合があります。
- 特に濃度が低いK版のアミは、細い線や小さい文字で思ったより薄く見える場合があります。

白抜き文字・細線で気をつけたい点
- 小さい白抜き文字は、印刷時に読みにくくなる場合があります。
- 細すぎる線は、かすれたり弱く見えたりする場合があります。
- 濃い背景の上に白文字や細線を置く場合は、太さとサイズに余裕を持たせてください。

オーバープリントで気をつけたい点
- 白いオブジェクトにオーバープリントが設定されていると、印刷で消える場合があります。
- 色の重なりは、画面表示と印刷結果が異なる場合があります。
- 意図した結果を予測できない場合は、オーバープリント設定を避けることをおすすめします。
用紙による色の見え方
同じデータでも、用紙の白さ、光沢、厚み、加工によって色の印象は変わります。写真やベタ面を多く使う場合、用紙選びも仕上がりに影響します。
- 光沢のある用紙は、写真や色が鮮やかに見えやすい場合があります。
- マット系の用紙は、落ち着いた印象になりやすい一方、画面より沈んで見える場合があります。
- 抗菌・抗ウイルス加工やコーティング加工のある用紙では、風合いや光沢感が変わる場合があります。
再注文時の色差について
在版データで再注文いただいた場合でも、手元に残っている前回印刷分と、新しく印刷した名刺を並べると、色の印象が異なって見える場合があります。
保管状況、紫外線、湿度、時間の経過などにより、紙や印刷面の色味が少し変化している場合があります。
同じ在版データを使用しても、新しく印刷したものは現在の紙・出力条件で仕上がります。
数年前に印刷した名刺との比較では、前回印刷分が経年変化している可能性もあります。完全な色一致ではなく、同じデータからの再印刷としてご理解ください。
よくある質問
画面で見た色と同じ色で印刷できますか?
画面表示と印刷物では色の表現方法が異なるため、完全に同じ色にはなりません。特に鮮やかな色、淡い色、写真、グラデーションは、画面上の見え方と印刷後の印象が変わる場合があります。
RGB画像でも入稿できますか?
RGB画像でも出力は可能ですが、印刷時にCMYK相当へ変換されるため、色味が変わる場合があります。JPEG・PNG画像、生成AI画像、Canvaやスマホアプリで作成した画像はRGBデータであることが多いため、入稿前に色味が変化する可能性をご理解ください。
生成AIやCanvaで作った画像は色が変わりやすいですか?
生成AIやCanvaなどで作成した画像はRGBで作成されることが多く、印刷時に色味が変わる場合があります。蛍光色のような鮮やかな色や、強い青・緑・ピンクなどは、くすんで見えることがあります。
Illustratorデータではどの色設定がよいですか?
Illustrator形式(.ai)や印刷用PDFで入稿する場合は、基本的にCMYKまたはグレースケールで作成してください。色設定やプロファイルに不安がある場合は、入稿前にお問い合わせください。
オーバープリントは設定してもよいですか?
意図した出力結果を予測できる場合を除き、オーバープリント設定は避けることをおすすめします。白いオブジェクトが消える、色の重なりが画面表示と異なるなど、想定外の結果になる場合があります。
再注文なら前回と完全に同じ色になりますか?
同じ在版データでも、用紙、出力条件、温湿度などにより、前回と完全に同じ色にならない場合があります。また、数年前に印刷した手元の名刺は、保管状況や紫外線などの影響で色味が変化している場合があり、新しく印刷した名刺と並べると色の印象が異なることがあります。
薄いグレーや淡色アミは画面通りに印刷できますか?
薄いグレーや淡色アミは、印刷では細かな網点で表現されるため、画面上の均一な見え方と異なる場合があります。Kだけでなく、淡いCやMでも同様の傾向がありますが、濃度が低いK版のアミは特に見え方の差が出やすくなります。広い面積や細い線、小さい文字では、ムラやざらつき、想定より薄い仕上がりになる場合があります。
細い白抜き文字や細線は使えますか?
使用できますが、小さすぎる白抜き文字や細すぎる線は、印刷で細り・かすれ・つぶれが起こる場合があります。濃い背景の上に白文字を置く場合は、文字サイズや線幅に余裕を持たせることをおすすめします。