タイトル | : Re: 初めて利用します。 |
投稿日 | : 2013/08/03(Sat) 14:58:18 |
投稿者 | : 名刺ショップドットコム < > |
お問い合わせいただき誠にありがとうございます。
ご質問の件ですが、実際のデータを確認してみませんとはっきりした
ことは言えませんが、実際の断裁誤差は2mmまでは出ませんので、
「切れない」という意味においては問題はないかと思われます。
ただ、デザイン上で、例えば、仕上がり位置から均等に
内側1mmに罫線を引いた場合、0.5mm右に誤差が出たとします、
すると、左側のアキが1mm+0.5mm=1.5mmに対して
右側のアキが1mmー0.5mm=0.5mmとなり、
誤差は1mmですが、比率として、3:1となり、デザイン上の
見た目の不均等が目立つことになります。
同じ1mmの誤差でも、罫線が内側2mmの場合、同様になるとすると
左側のアキが2mm+0.5mm=2.5mm
右側のアキが2mmー0.5mm=1.5mmとなり
アキの比率は5:3で、1mmの時より、同じ誤差でも見た目の誤差は違って見えます。
ここで、「レイアウト上で切れてはいけない」の意味なのですが、
例えば、名刺のサイズ(91×55mm)いっぱいに画像を置いた
デザインを作るとしましょう。
その時に、実際のデータとして91×55mmの画像を配置した場合、
印刷や断裁の誤差が出た場合、その誤差の反対側に何も印刷されない部分
ができてしまいます。
これを防ぐ為に、配置画像には予め「塗り足し」とか「ドブ」といった用語で
呼ばれる「切りシロ」を付ける必要がございます。
一般的には、3mm程度(トンボの内外の大きさ)をとるのですが、弊社では
2mmを推奨しており、テンプレート上も2mmを想定してガイドラインを配置
しております。
いずれにいたしましても、一度実際のデータをメールなどでお送りいただいて、
ご確認させていただくのが最善かと思われますので、ご面倒でも直接ご連絡賜れれば
幸いです。
なお、上記の塗り足しにつきましては、弊社固有のものではなく、
商業印刷では一般的手法として行われておりますので、技術的に習得されると
事前にトラブルを防ぐことができますので、そういった意味でも
是非一度ご連絡下さい。
ご面倒をお掛けいたしますが宜しくお願いいたします。