タイトル | : Re^3: 標準用紙の中での「おすすめ」 |
投稿日 | : 2009/07/14(Tue) 20:05:14 |
投稿者 | : 名刺ショップドットコム < > |
毎度ご利用いただき誠にありがとうございます。
不十分なご返答に対してご理解いただき誠にありがとうございます。
一般的なお話しとして、コートの度合いが強い用紙は、色のコントラストが強調されます。
紙に印刷された物の「色」は、そのインクやトナーなどの成分が光を反射することで「色」として認識されます。
つまり、より反射しやすいコート紙ほど、コントラスト(=色の強弱)がつきやすくなります。
反面、薄い色(=平アミで濃度が低い)は、ドットが印刷されているところと、されていないところの差が大きく出る(コントラストがはっきりでる)為、結果としてムラが目立ちやすくなります
。
一方、非コート紙は、表面平滑度が低く、表面に凹凸があるため、コントラストが抑え気味となるだけでなく、ムラと凹凸が相殺される為、ムラが目立ちにくくなります。
逆に、濃い色のベタ(例えばK100%など)の場合には、凹凸が目立つようになりますので、均一なベタとはなりません。
コート紙などのコントラストの強い用紙を使用して薄いベタを綺麗に見せる方法として、「ノイズ」をわざと乗せるという方法があります。
Photoshopのノイズフィルタなどを用いる方法などが代表的ですが、これは、印刷色そのものに擬似的な凹凸(ノイズ)を作ることで、コントラストの変化を抑え結果として綺麗なベタ色の再現をすることができるようになります。
かなり高度なTipsですし、全てが一律にうまくいくわけではないのですが、論理を覚えておけば、データ上でも綺麗に印刷する工夫をすることができます。
余計なお話となってしまいましたが、是非ご活用下さい。
ご参考までに
http://meishishop.com/bbs/wforum.cgi?mode=allread&no=1229
のツリーなどのやりとりでご説明いたしておりますのでご参照下さい。
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