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タイトル再版の際の印刷の濃さについて
記事No1730
投稿日: 2009/10/08(Thu) 09:04:59
投稿者たけした
名刺ショップドットコム様

いつもお世話になっております。

先日、御社に印刷をお願いしましたが、再版データで印刷したところ印刷の濃さが、前回のものより濃く仕上がってきました。

(CMYKは前回も今回お願いしたものも同じ数値です。)

印刷の色味は、同じデータでも異なってくるものなのでしょうか?
できれば、薄い仕上がりの方が好きだったのですが。

ご回答をよろしくお願いいたします。

タイトルRe: 再版の際の印刷の濃さについて
記事No1731
投稿日: 2009/10/08(Thu) 10:11:48
投稿者名刺ショップドットコム < >
お問い合わせ頂き誠にありがとうございます。

 ご質問の件ですが、基本的にはできる限り同じ色に仕上がるように調整はさせて頂いておりますが、残念ながら現状の技術では、色を完全に一致されることは困難となります。

 同じCMYK数値の色が毎回一致するのが本来であることは事実です。

 しかしながら、印刷する際の紙のコンディションや温度・湿度などによって、誤差が生じているのもまた事実です。

 これらの誤差が、初回にマイナス側で次回にプラス側にふれた場合には、色差は最大となってしまいます。

 再版(在版データでご注文時)の場合、前回版を確認の上、ある程度の調整はしており、許容範囲と思われるなかでは出荷しているのですが、現実的に許容かどうかはお使いになられるお客様のご判断が最優先となりますので、その場合には刷り直しを含め柔軟に対応させて頂いておりますのでご指示いただければ幸いです。

※新規データとしてご注文いただいた場合には、それが再版で同一のものを過去印刷したものであっても、弊社側では新規のものという認識となり、過去の刷り見本との比較ができませんので、個別の色合わせはいたしておりません。(相対的な色調整はいたしております。)

 実際問題として、「色」は本当に難しく、都度で完全な同一性が担保されていれば印刷業界全体のコストがかなり下がることは間違いありません。
 色の厳しさを要求されるような印刷分野では、いまでも印刷オペレーターによる人的経験による微調整とカット&エラーによる調整が主となっております。
 これだけ技術が進んだ現代で、測色機などで機械的に調整すれば済むのでは?とも思うのですが、人の目は「相対的な違い(並べて違うもの)」に対して敏感で、それは機械の精度を超えるものです。

 その為、どれだけ機械で調整をしても、数値上はほぼ同一であっても、人の目には「違う」となることは良くあることです。

 とは言っても、それは業者側の言い訳でございますので、お客様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご指摘をいただければ(ご指摘をいただかないようにするのがベストなのですが、見慣れた目の範囲では許容の範囲が甘くなってしまうのもお恥ずかしながら事実です。)幸いです。

 後ほどこちらから直接ご連絡させていただきますので宜しくお願いいたします。

タイトルRe^2: 再版の際の印刷の濃さについて
記事No1764
投稿日: 2009/10/21(Wed) 22:04:32
投稿者たけした
名刺ショップドットコム様

再版の際の印刷の濃さについてご回答いただき
ありがとうございました。

刷り直していただいた名刺が届きました!
前と同じ色味に調節していただきありがとうございます。

御社でも発注した印刷見本を保管していただいているようで、
次回の再版からは、注文の備考欄に、

前回発注依頼した時の管理番号をお知らせし、
その色味に近づけて印刷していただけるようご連絡いたします!

タイトルRe^3: 再版の際の印刷の濃さについて
記事No1766
投稿日: 2009/10/22(Thu) 13:49:11
投稿者名刺ショップドットコム < >
毎度ご利用いただき誠にありがとうございます。

 また、ご迷惑をお掛けいたしましたことを心よりお詫び申しあげます。

 色味の件につきましては、先だってご回答させていただいたように、誤差が生じる場合がございますので、特に淡色の場合で、修正新版の場合には、過去のご注文分との色合わせをご指定いただけますと可能な限り調整をさせていただきます。

 今後とも名刺ショップドットコムを宜しくお願いいたします。