タイトル | : Re: 印刷可能な線幅 |
投稿日 | : 2009/09/24(Thu) 10:31:17 |
投稿者 | : 名刺ショップドットコム < > |
お問い合わせいただき誠にありがとうございます。
ご質問の件ですが、一概に「○ptはOK」とお答えすることは難しいかと思います。
単純に、100%の単色版(例えばK100%など)であれば、0.15pt位までは再現されます。(それ以下でも印刷されますが、実質的に印刷される線幅は変わらないか、変わっても差がわかりません)
一概に言えない理由として、上記にもあるように「色濃度」と、線の使い方に左右されるからです。
1.濃度との関係
ごく細い線を再現する場合、例えば最小の1ドットの線があったとして、K50%で指定をすると、極端な場合ですが、かすれたような見え方になる場合があります。
これは印刷の濃度が、インク(トナー)の濃度で再現されるのではなく、点密度(アミ)によって再現される疑似濃度である為です。
例えばK100%の線を拡大したとすると
____________________ (隙間はないものとして見て下さい。)
が、K50%の場合
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _
となる為です。
また、線が細くなればなるほど、掛け合わせの色の版ズレも目立ちやすくなりますので注意が必要です。
2.線の使い方によるもの
線と単純に入っても、直線なのか曲線なのか、直線でも垂直方向なのか斜め方向なのかなどによって見え方が変わってきます。
これも、線が細くなるほど顕著になります。
垂直・水平に真っ直ぐな線を書く場合にはほとんど問題はないのですが、斜線・曲線は印刷ドットをずらしながら再現するため、線が細くなればそのズレが目立ちやすくなります。
直線が ●●●●●●●●●●●●
斜線が ●●
●
●●
●
●●
(行間の隙間はないものとして下さい)
なかなか文章では解り難いのですが、ご理解いただけますでしょうか?
あとは、ご覧になられる方の主観的要素にもよりますので、どこまでが大丈夫でどこからがNGなのかは、微妙な判断となります。
ちなみに、弊社の名刺用紙サンプル(無料です)の裏側には、水平な直線を0.15ptから2ptまで印刷しておりますので多少の参考にはなるかと思います。
サンプルのご請求は以下よりお請けいたしておりますのでご利用下さい。(普通郵便でのお届けとなりますので、ご依頼から3〜5日かかる場合がございます。)
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また何かご不明の点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。