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2015
第8回:気をつけたい「名刺交換以前のマナー」
Webや街角アンケートなどで、「女性が男性のパーツの中で気になるところは?」という質問を投げかけると、必ずと言っていいほど「指先」という回答が返ってきます。
これは男女関係なく、手先という誰もが無防備で、ヌードになっている箇所が目を惹くのではないかとも言われます。
そして名刺交換の際、肩書きや名前以前に目に飛び込んでくる存在も「手」なのです。
だからこそ、初対面の場では顔や服装と同じくらい、手先のケアをきちんとしておくことがマナー。
最低限のチェックポイントは以下の3つです。
①爪は伸びていないか
②肌ががさがさしていないか
③女性の場合、派手すぎるネイルになっていないか
①は当然の身だしなみではありますが、爪切りがいい加減だと、伸びかけた爪がゆがんだ形をしているのが意外に目立つものです。ギリギリのところまできっちりと爪ヤスリをかけて、整った状態にしておきましょう。
②は自分では気付きにくい部分のひとつ。特に男性は、しわしわで貧相な手だったり、逆に脂ぎったイメージの手先だったりするとイメージダウンしてしまいます。ハンドクリームやウエットティッシュなどを上手く使って、健康そうな肌色を保つ努力も大事ですね。
そして③は女性が気を付けるべき部分です。自分では可愛らしいと思っていても、光るパーツの付いたネイルアートや、ラメ入りのジェルネイルなど、保守的な男性にはネガティブな印象を与えることも。もちろん、剥がれかけたネイルはご法度です。
要は清潔感のある身だしなみを心掛ければ、名刺交換をスムーズに行うための舞台は整ったようなもの。
くれぐれも、この人とお付き合いしてもいいことなさそう…と名刺交換する前に感じさせてしまうことがないように、日頃から服装マナーなどにも気を配っておきたいですね。
記者:大村 美樹子