クラークケントとクラーク70の用紙は断ち落としを勧めない、とのことですが、バリとはどんな状態になるのですか？
頂いたサンプルを見る限りでは、問題ないように見えたのですが、
教えてください。

お問い合わせいただき誠にありがとうございます。

　クラークケント及びクラーク７０は実際の用紙をご覧頂くと紙の目が確認できるかと思います。

　弊社の印刷方式であるオンデマンド方式は、液体インクが紙に染みこむオフセット印刷と違い、熱で溶かしたトナーを紙の表面に固着させる方式です。

　その為、そのトナー濃度が高い（例えばＣ１００％Ｍ１００％Ｋ５０％などの場合）場合には、トナー層が厚くなり、紙の目にそってトナーが剥がれやすくなります。

　また、濃色になればなるほど、紙の色との差がある分、より目立ちやすくなります。

　サンプルに印刷されている程度の絵柄であればそれほど目立つことはないのですが、墨ベタや茶色のベタなどの場合には、使用状況によってはバリがたったように見える場合がある為、そのように注意喚起を致しております。

　その見え方や感じ方は主観によるものが大きく、気になる方もいれば、気にならない方もいらっしゃるので一概には言えないのですが、やはり濃い色のベタでソリッドな絵柄（色の変化が少ない又はないような単調なオブジェクト）は避けた方が宜しいかと思います。

　他方、写真や、変化のある絵柄であれば、仮に剥がれが起きても目立ちませんので問題となることは少ないと思われます。

　以上、宜しくご検討下さい。

丁寧に説明していただいてありがとうございます。

そうすると、クラーク以外の目のない紙なら、濃度の高いオブジェクトの断ち落としでも大丈夫ですか？
また、クラークでも断ち落としまでオブジェクトがなければ大丈夫ですか？

お世話になっております。

> そうすると、クラーク以外の目のない紙なら、濃度の高いオブジェクトの断ち落としでも大丈夫ですか？

　通常の使用下においては問題ないかと思います。

> また、クラークでも断ち落としまでオブジェクトがなければ大丈夫ですか？

　断裁面に絡まなければ問題はございません。

　また何かございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。